変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.
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桜が満開の頃、女房と娘と孫(小学校五年生の女子)から花見ランチに
誘われました。
連中が私の薄い財布の中身を当てにしていることは承知の上ですが、
私は快諾しました。
「昼間から花見酒を味わうのもいいな..」と思ったのです。
(左/註1)「パレスホテル大宮」前にバス停があります.
(右)「パルテール」の窓から大きな桜の樹が見えます.
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バスで大宮駅前に到着しました。
花見の場所はどこかな...とワクワクしていたら「パレスホテル大宮」
1階のカフェレストラン「パルテール」に連れて行かれました。
「ビュフェスタイル(バイキング)」の「食べ放題ランチ」でした。
なるほど...テーブルから、窓外に満開の大きな桜が見えます。
彼らは、私が「バイキング」やら「食べ放題」というものが苦手だと
知っているので、「花見」と称して私を連れ出したのでした。
(左/註2) 素敵な笑顔のスタッフがいれば、評判は向上すると思います.
(右/註3) ランチですから、コッテリ系の料理は少なかったです.
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私がバイキングを好きになれない理由は、元を取ろうとして、料理を
大盛りにした皿を、トレイにいくつも載せる人が必ずいるからです。
私は上品な性格ではありませんが、山盛りの皿を見ると、食欲が減退
するというより、「食の雰囲気」が崩壊してしまうのです。
やはり、その日も、興奮した親の声がアチコチから聞こえてきます。
「滅多に食えないからな...今のうちに食っとけ」
「晩御飯は軽く済ますから、今しっかり食べときなさいよ」
もはや「食の雰囲気」はありません。
(註4) 制限時間内に多くを
食べようとすると、食事は
格闘技になります.
私はいつものように、コーヒーとケーキをゆっくり味わいます。
女房と娘は「マ...お上品ですこと...」と私を笑います。
孫娘は「エーッ...デザートだけなのぉ?」と驚きます。
「テンコ盛り」族には、我が心情は理解できないのです。
「ビュフェ/buffet」(フランス語)は、立食形式の食事のことです。
それが、好きな料理をセルフサービスで自由に選んで食するスタイル
を意味するようになりました。
(註5) コーヒーはイマイチ
ですが、ケーキはGoodだ
と思います.
つまり「ビュフェ」は、一定時間内に好きなだけ食べる「食べ放題」
とは、意味が異なるのです。
ですが昨今は、「ビュフェ」は「食べ放題」の意味も含むようになり、
さらに、「食べ放題」の同義語に成り果てたような気がします。
私は、今だに、そうした「ビュフェスタイル」に馴染めません。
しかし「テンコ盛り」族が闊歩し食する様子を見ていると、それを
「嘆かわしい」とは思えず、逆に庶民の「逞しさ」を感じます。
満開の桜を遠くに眺める
コーヒーとケーキの花見
でした.
私も、いつかは「テンコ盛り」族の仲間になりたいと思っていますが、
齢とともに大食いできなくなりました。
ですから食事は、「お上品」ではなく、量と質をマイペースで楽しむ
ことにしています。
190910
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以下の画像を加工しています.
(註1) 「Google Earth Pro」
(註2)「palace hotel omiya」
https://www.palace-omiya.co.jp/restaurant/parterre_02.html
(註3)「pathee」
https://pathee.com/region/saitama/omiya/tabehoudai.html
(註4)「ローマのおいしい生活in東京」
https://ameblo.jp/yukoroma0401/entry-11837264268.html
(註5) 「パルテール - パレスホテル大宮」
https://www.opentable.jp/r/parterre-palace-hotel-omiya-omiya-ku-saitama-shi
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